ふとテレビを見ていたら流れてきたイケア(IKEA)のCM。
床に置いたジュースやクッキーがこぼれてしまう描写から、持ち運びできるトレーに切り替わり、そこからジュースやお菓子を取る。
お母さんはトレーをサイドテーブルに戻してソファに座るお父さんと娘さんの、後ろで一緒にテレビ観賞。
よくある休日の一コマ。
このサイドテーブルがあればジュースもお菓子もこぼすことなく、快適にテレビを見られますよというシンプルなメッセージです。
でも私は気になってしまいました。
お母さんソファ座らんの??
ずっとそこで見るの??
なんでお父さん、座る場所作ってあげないの?てか態度でかくね?
私はフェミニストではありませんが、ちょっとこの描写に違和感を覚えました。
同じような人いるかなーと思ってTwitterで調べてみたら、予想以上に炎上していました。
私が気になったシーンだけでなく、ジュースやお菓子を運んできたお母さんが跪いているように見えるとか、冒頭で床にジュースやお菓子がこぼれているのはお父さんが蹴っているからだ、という意見も多々。
流石にそれはいきすぎた妄想でしょう、と思いましたが、動画を見返しているうちに「まぁ、そうとれなくもない」と感じてきちゃったのも事実です。
このように、いろいろな捉え方ができるような描写にしたことが炎上に繋がったと考えられますが、イケアは意図的にそういう描写にして炎上を狙ったのか。そもそもそこまで考えていなかったのか。
どちらにしてもよろしくないですが。
一方、視聴者側としては、普段の生活にも言えることで、私たちはこの家族のたった15秒程度しか見ていないにもかかわらず、勝手に解釈して批判しているだけにすぎません。
まぁ、批判の矛先はこのCMを作ったイケアですが。
もしかしたらこのお母さんはこのあとソファに座ったかもしれないし、お父さんはテレビに興奮してつい床に置いてあったジュースやらをひっくり返してしまったのかもしれない。
普段はお父さんが家事をやっていて、この日はお父さんの休憩日ということでお母さんがいろいろやってくれていたのかも。
目に見えるものが全てではないよなーと、このCM炎上で改めて気づかされました。
話が広がりすぎてしまいましたが、担当の方のお話も聞いてみたいですね。
そんな中身のない話でした。
問題のCM↓